カゼをひいてしまいました。面目ないです。
いや、カゼをひいてしまうこと自体は面目ないとは思わないのですが、そこに至る過程に鑑みると「面目ない」と言わざるを得ないのです。
仕事でわたくしの所属しているチームのリーダーの体調が、このところ芳しくありません。
ハナをズルズルやってはゴホゴホと咳をしていたので、わたくしは「大丈夫ですか?」と尋ねたのです。
「大丈夫ですか? もうずっと体調よくないですね…」
「ダメですね〜、よくなったり悪くなったりがもうずっとで…」。ズルズル、ゴホゴホ。
ここから、わたくしの余計な発言が飛び出ます。
「わたしは最近あまり体調くずさないですね」
「そういえば、最近あんまり体調くずしてないですね」
「ヨーグルトをよく食べるようになってから、体調くずさなくなりました」
「ヨーグルト!」
思い出しても恥ずかしすぎる。
このやり取りをした翌週、まさに舌の根も乾かぬうちにわたくしはカゼをひき、仕事を休みました。もう ばか丸出し。
オードリーの若林さんも言ってましたが、しくじる時って、やっぱり調子をこいてるときなんですよね。する必要のない余計な発言/行動が、しくじりの温床となり、その範疇でのみしくじるのです。その範疇の外にある因子で、しくじることはない。
さらには、「ヨーグルト、ぼくも毎日食べてるんですけどね」とリーダーが言っていた点が、その後のしくじりにダメを押しました。
こんなにも面目ないってこと、あります?
病欠明け、出社と同時に開口一番「本当に面目ないです」とわたくしが言ったことは、想像に難くありませんね。