幼児が履くクツで、歩くたびに「ぴょこぴょこ」とか「プップッ」とか鳴るものがあると思います。
妻と歩いていて、そのクツを履いて「ぴょこぴょこ」鳴らして歩いている女の子がいたので、わたくしは「ああいうクツを最初に考えた人ってすごいよなー、どういう着想なんだろう」と妻に話しました。
「タラちゃんのパクリなんじゃない?」
えっ、そうなの?
たしかにアニメ『サザエさん』において、タラちゃんが歩行するときには「テンテレテレン」みたいな形容しがたい音が鳴ります。それを観た人がクツ目線で実写化に踏み切ったってこと?
そうなってくると、「ではなぜタラちゃん歩行時に音を鳴らす演出をつける着想に至ったのか」という新たな疑問に至り、さらには「なぜクツ目線でのタラちゃん実写化に踏み切ったのか」という追加の疑問が生じます。
あと、「自分が歩く限り、一歩一歩同じ音が同じ音量で鳴り続ける」というのもかなりの地獄だと思うのですが(わたくしだったら2歩で脱ぎ捨てる)、なぜ幼児は気が狂うことなくそれを求めるのでしょうか。
世界は疑問に溢れていて、疑問の解決は新たな疑問を生み出しますね。生活とは疑問のミルフィーユですね。
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