「和洋折衷」の「衷」を言うときに、一瞬だけ「中国?」と思ってしまうのが、かれこれ30年近く続いています。この時にだいたい、『ラーメンマン』のビジュアルも脳裏をよぎります。
とはいえ、中国は和(日本)でも洋(西洋)でもないので、世界各国の様式を採り入れることを「和洋折衷」というのであれば、その「衷」は「中国」であってもよさそうです。和洋中をふんだんにあしらった様式。その建築や料理は、非常に豊かであると言えるでしょう。
そうなると「折」はなにか?
もうお解りですね、赤道ギニアです。
日本、西洋、中国、そして赤道ギニア。
赤道ギニアのことはなにも知らないわたくしですが、すべての人種の叡智と文化が結集した「和洋折衷」という言葉、たいせつにしたい日本語のひとつですね。