野菜サラダを想う気持ちが人一倍強いと、自負できます。
ファミレス等では、メインの肉や魚のサイドメニューとして、ライス/パンやスープとともにサラダがついてくることがあると思います。サイドメニューとしてのサラダ。
わたくしはもう、それでは満足できないのです。
サラダのサイドメニューとしてサラダがあるなら理解できますが、肉や魚や米のさらに補助的にサラダとは、どういうバランス感覚なのでしょうか。あの小さい、ねこのごはん入れくらいの大きさの皿に申し訳程度に盛られた大根とも人参ともつかないサムシングで、何が成立するのでしょう。
ファミレスのメニューを考えている人は、野菜の摂取量は肉や魚の倍にするべきという論説を聞いたのことはないのでしょうか。
そういう点では、本格サラダバーのあるレストラン『シズラー』は非の打ちどころがありません。野菜だけを皿に山盛りにすること4往復。最高でした。『シズラー』は、インバウンド需要のためにももっと店舗を増やすべきだと思います。応援しています。
また、ホテルや旅館のバイキングでも、「オレが6つだか7つくらいの海を股にかけるバイキングだーぜ〜!!」という気迫と気概をもって、一目散に朝どれ地場野菜コーナーに向かいます。皿に盛ったたっぷりのレタスミックスに水菜やブロッコリーを乗せ、さらにプチトマトとヤングコーンをオンした状態で、それらを落下させないように慎重に自席を目指すのです。きゅうりスティックは次のターンにしよう。
バイキングのような大胆さと繊細さが、そこにはあります。
そもそも、このような「サラダバー」という一般的な概念があるにもかかわらず、その潜在的かつ顕在的な需要を無視して、ねこのごはん入れに大根のツマみたいなのを入れて客に出すファミレス。コスト面とは言え、恥ずかしいとは思わないのでしょうか。
野菜が不足するとイライラするとも言われます。
わたくしのこの一連のイライラは、わたくし自身の野菜不足というより、このJAPANに野菜が不足している、そういうことなのでしょう(適当)。
野菜を食べよう!