遅い夏休みを取得して、近畿地方を周遊してきました。京都〜大阪〜白浜〜神戸といったルートです。
例によって、普通の画像と偏った画像で振り返りましょう。
夜行バスで早朝に京都に着き、電動アシスト自転車で市内を回りました。夜行バスに乗ったのは、生まれて初めてのことです。
とても天気がよく、日差しは強く、バスでほとんど寝られなかったのもあり、おなかを壊してしまって大便の心配をしながらの京都観光となりました。平日の朝方は空いていてよいですね。
平安神宮にも訪れ、何度目かの大便をしたあとで神苑を散策しました。このあたりで爆心地(*)から久々の出血がありました。
600円を支払い神苑に入園した途端に足元で蠢くでかいイモムシに妻は驚き、東屋で休もうとしたら屋根裏に止まってカチカチ言っているスズメバチに妻は驚き、木陰では複数の小虫の洗礼を妻は受け、「千年の都とかいうなら虫をどうにかしなさいよ」「富士急の戦慄迷宮よりよっぽど怖いわ」と言っていました。
夜は京町家『月屋』に泊まりました。
部屋はこぢんまりしていて、とはいえ狭苦しくはなく、木造の落ち着いた雰囲気の建物は京都にマッチしてますね。こういうお宿に泊まるのも、よいものですね。
食事後にお宿近くの銭湯にいったのですが、銭湯は思いの外地元の方で混んでいて、なんだか申し訳ない気持ち(京都の人は排他的という偏見がある)で唯一誰も入っていない湯船に入ったら、まさかの電気風呂でした。不意かつ初めての電気風呂にビリビリして泣きそうになりながら、ほうほうの体でお宿に戻りました。
あしたは、大阪から白浜へと向かいます(『世界の車窓から』のナレーション風に)。
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(*)爆心地…包み隠さずいうと、肛門のこと。