(前回の続き)
今日は京都から大阪を通り、白浜へと向かいます。
京都のファミリーマートでよく見ないで買ったお水が中硬水だったようでカラダに合わず、吐き気を感じながら大阪へと揺られるJR京都線はカジュアルに展開される地獄でした。
天王寺に着く頃には吐き気もおさまり、昨日の京都から続く体調不良はやっとの解消を見ました。
天王寺から新世界へと向かい、大阪通天閣の下に到着した途端に、ジジイの罵声と怒号が聞こえてきました。どうやらどっかのツアー客一行にジジイがキレているもよう。ツアー客一行はおそらくただそこにいただけで、困惑の表情を隠しきれません。一行を先導するガイドさんと思しきおじさんの苦笑いを、わたくしは一生忘れられないと思います。
それにしても、新世界の街並みは浅草六区のそれに似てますし、天王寺駅前なんかは東武浅草駅前にそっくりです。パラレルワールドのようです。
肩にねこを載せて練り歩くジジイや、交差点から自転車でゆっくりと登場する茶色い肌のジジイ(複数)、ローソン前で買ってきたばかりのワンカップをチャージするジジイ、地下街の出口の階段に座ってくつろぐババア等、いろんな種類のジジイ&ババア1年分を平日の昼下がりだけで見ることができる点も、新世界と浅草の共通項といえるでしょう。
大阪観光でのメインイベントである「スーパー玉出訪問」は、本当に最高の瞬間(とき)でした。店内のネオンサインも思い出として写真に撮りたかったのですが、警備員が2名体制で巡回していたのでムリでした。狭い店内なのに…。
日本全国が合理化/低コスト化のもとに東京化(というかチェーン店化)しているさみしい昨今ですが、このスーパー玉出の灯(オリジン)だけは消してはならないなと思います。独自路線を突き進んでいただきたい。そして足立区にも上陸してほしい。
惜しむらくは、スーパー玉出のビニール袋をお土産に持って帰らなかったこと。ひまわりをあしらったかわいいビニール袋をもらうためだけに、後日また大阪へと足を運びたいと思います。
大阪はほんの少しだけしか滞在できず、あっという間に特急「くろしお」の時間になってしまいました。
白浜へと向かいます。『ホテル川久』に泊まるのです。
1件のコメント