職場の同僚が島根に旅行にいき、おみやげとしてどじょうすくいまんじゅうを配っていました。島根県安来市の有名な民謡『安来節』にちなんだおみやげですね。
『安来節』といえば、豆絞りをアタマに巻き、ザルを手にして登場。ハナに細い棒を差し込んで、どじょうをすくう動きをモチーフに楽しく滑稽に踊ります。
どじょうすくいまんじゅうを食べながら、職場のチームでどじょうすくいにおける行為行動の要素と、ひとりひとりがもつどじょうすくいのイメージの蓋然性を確認します。
どじょうすくいの見解がチーム内で概ね一致したことを受け、伝統芸能が現代を含めた後世へとたしかに踊り継がれていることに感銘した後輩(男性)が、コメントしました。
「へ〜、まだそういうのやってるんですね」
悪意はまったくなく言いかたを間違えただけだったようですが、シンプルながらもクリティカルなディスりが出たのかと一同がザワついたことは、言うまでもありません。