美人の汚いカサ

「ギャップ萌え」という概念があります。

クールに見えるのにおっちょこちょいだったり、清楚に見えるのに男前な性格だったり。
勝手に男性に品定めされて女性にしてはいい迷惑かも解りませんが、おそらく女性も男性にそういった感情を抱くことがあると思っています。ギャップにときめく人は男女問わずに多いハズ

しかしここに挙げた「ギャップ萌え」の事例、多少具体性に欠けていると思います。
おっちょこちょいとか男前とか、主観に基づく判断が多すぎる。おっちょこちょいも男前も人によって定義が異なるし、そもそもそう思える局面が限定的です。もう少し客観的かつ普遍的な「ギャップ萌え」を提示できないか。

そこでわたくしが提案するのは、「美人の汚いカサ」です。

駅とかでオシャレでキレイな美人の女性を見かけたのに、手に持っているのはコンビニで売っているようなビニールガサ。「APO」って書いてある。さらによく見ると、カサの先端は茶色くなっていて汚い
これはもう、めちゃくちゃにギャップを感じます。萌えますよね。萌えませんか? 萌えますよね? あれ、萌えない? そんなことはないハズ。萌えますよね。萌えますね。そうですよね。

「オシャレでキレイな美人」という定性的な概念がもはやガチガチに主観的であるのはいったん無視して、これと同類項にあると思われるのが、「オシャレでキレイな美人なのに、ハードディスク型のiPod(キズだらけ)を使っている」というのもあると思います。萌えますよね。

このような提案を各所で何度かしているのですが、一度も同意を得られたことがない、ということを併せて記し、今宵は筆を置きます。

あと「汚いアパートに帰っていく美人」というのもよい
あと「汚いアパートに帰っていく美人」というのもよい

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