語彙力がないので妥当な名称が思いつきませんが、「本棚が二段になるヤツ」、ベンリです。
それなりに奥行きのある本棚が写真の通り新書や文庫サイズの二段になるので、奥にある本もせり上がった背表紙で書名の判断がつきます。あたかも収納力が2倍になったかのよう(収納力は変わらない)。
この「本棚が二段になるヤツ」は100円ショップ『セリア』の商品なのですが、この商品の存在を知ったのち、自宅の近所の『セリア』に足しげく通ってもお目にかかることはありませんでした。ネットでバズったかなんかで、おそらく品切れ続出だったのでしょう。
おおむね購入をあきらめたところ、妻から「実家の近く(足立区)にあったよ!」との吉報。5つ買ってきてくれました。「あるだけ買ったの?」と聞いたところ、「いや、まだ残ってた」とのこと。妻の実家の近くはネットがバズらない地域なのでしょうか。
というかそもそも、妻の実家の近くに100円ショップ『セリア』があったこと自体が初耳です。
「あの辺『セリア』あったっけ?」と聞いたところ、妻からは「前は本屋さんだったところが潰れて、100円ショップになった」との回答。
本屋さんが潰れ、本を収納するグッズが売れ残る、妻の実家の近くという地域。「本を読む」という文化が根付いていないにも、ほどがある。
足立区、闇が深いな。