電子デバイスの普及で漢字が書けなくなったけど、「夏季休暇」くらいは書けます。
職場のリーダーが「ああそうだ、みんなから夏季休暇の予定を聞くのを忘れた」と言いながら、座席の横にあるホワイトボードに備忘のために「夏季休暇」と書き始めました。
「あれっ、“暇”ってどう書くんだっけ?」
説明の難しい漢字です。
わたくしも一生懸命に説明します。
「“日”って書いて、そのあとはなんかカギみたいなの書いてカタカナの“コ”に“又”です」
「カギみたいなの」て。
わたくしの説明が0点だったのか、リーダーはわたくしを無視して、パソコンを何度も見ながら“暇”の字をホワイトボードに書き写し始めました。
“叚”と。
一画目から間違えてる。
ホワイトボードをさらに注視すると、「夏季休暇」の“季”の字も“李”になっています。
一画目を間違えてる。
ヒット率50%。成人男性としては、なかなか厳しい結果に終わりました。
結果論にはなってしまいますが、「夏休み」って書けばヒット率100%を達成することができましたね。
リスクを回避できなかったリーダー、「“夏休み”でよくないですか?」とサジェストできなかったわたくし、双方とも、これは反省です。