朝、NHKの『おはよう日本』を観ていると、JR東日本のおねえさんが首都圏JR線の運行情報を教えてくれます。
もうおっさんになったのか、民放の朝の情報番組のテンションについていけなくなり、もうここ3年くらいはモッパ(もっぱら)NHKです。
JR東日本のおねえさんは日替わりなのですが、わたくしが気になっているのは小濱さんです。
他のおねえさんもよいのですが、小濱さんの笑顔は本当に安心します。
満面の笑みはさわやかな朝にぴったりです。たとえ慌ただしい朝であっても「落ち着いて! わたしは落ち着いてるわよ!」とエールを贈っているかのよう。
しかしこの小濱さん、JR線の運行に遅れや運休、運転見合わせが発生すると、一転して表情が引き締まります。
運行情報のお知らせは、おねえさんの登場→運行状況テロップの順序で放映されるので、小濱さんが表情を引き締めた状態で登場した場合、わたくしも「また常磐線か…?」と気を引き締めます。(だいたい宇都宮線か高崎線で異音の確認による遅れなのですが)
イレギュラーな事案に対し、厳しい現場で次善策の実現を目指す職員の奮闘を表現しているかのよう。
奇しくも今日(10月14日)は、鉄道の日。
毎日数百万人を時間どおり安全に輸送するため努力と錬磨を続けている世界最高水準の技術をもつ鉄道会社と、表情だけでそのエラーの有無を教えてくださる小濱さんに敬意と感謝を抱きつつ、今宵は筆をおきます。