とらじろうは帝釈天でうぶ湯を使った人でしょ

すれ違った知らない人の発言が、すべて間違っていました。

仕事の昼休み、食事に行こうと外を歩いていると、向かいから太った男の人とキレイな女の人が歩いてきました。
太った男の人はやや興奮気味に、キレイな女の人に話しています。

「いや〜、あれは“とらじろう”じゃないか! “しまじろう”だ! トラだから“とらじろう”って間違えちゃってたよ! “とらじろう”はアナウンサーのお供だ!

わかる。
“しまじろう”を“とらじろう”って間違えちゃうのはわかる。

これはトラだけど“しまじろう”
これはトラだけど“しまじろう”

この間違いは過去の間違いであり、正確な情報で訂正しているからなかったことにしよう。

で、次の「“とらじろう”はアナウンサーのお供だ!」とは。
たぶんそれ、“そらジロー”の間違いでは? 正確には「気象予報士のお供」だし。

そらジローと木原さん
そらジローと木原さん

とらじろうは、男性であることに疲弊している映画に出てくる有名な柴又の人だ。
そらジローととらじろうは、双方ファンタジーの住人であることくらしか共通点がなく、端的にいうとぜんぜん違う。

間違った知識を訂正後の情報として盛大に披露していてこっちが恥ずかしくなってしまったし、それより「いや、それは“とらじろう”ではなく“そらジロー”ですし、木原さんはアナウンサーではなく気象予報士なんです。“とらじろう”は帝釈天でうぶ湯を使った人ですよね?」と柔らかに伝えたかった。きっとそこからひと笑いも起きますでしょう。

キレイな女の人も訂正してあげればいいのにニコニコするだけだった。あれ多分キレイな女の人、話聞いてなかったな。

4件のコメント

  1. わかるわかる。
    当初自分でもよく間違えたし周りも間違えてる人多かった。
    そらじろうは寅次郎と聞こえてしまうししまじろうはトラだからね。

    1. そうなんですよね、とくにしまじろうは寅次郎だと思ってしまいます。
      そもそもあの風貌で「しまじろう」という名を与えていること自体が現実世界におけるバグな気がします。
      ただ、そらじろうのお供は木原さんで気象予報士なので、そこだけはしっかりと認識しておきたいところです。

  2. 寅次郎の妹はさくら、さくらの子供はしまじろう。
    つまり寅次郎の甥がしまじろうだったのですね。

    そらじろうは当初私も聞き間違えていましたよ。

    1. コメントありがとうございます。返信が遅くてすみません。
      そういうことになりますね!と思って調べたのですが、さくらの子供は「諏訪満男」とのことでぜんぜん違ってて笑ってしまいました。満男て。

      そらジローについてはそもそも黄色ですから、とらじろうと聞き間違えてもしかたないかもしれませんね。だいたいそらジローは何者なんだ。

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