シャワートイレの修理は高いとはいえない

自宅トイレットはLIXILのシャワートイレで快適に使用していたのですが、ついに操作パネル下部から水漏れするようになってしまいました。

2011年に新築で購入した我が家も居住期間は7年を超え、そろそろビルトインされている備品にも経年劣化が見られてきました。
ただ、ことトイレットに関しては妻とわたくしのふたり暮らし。マンション自体はファミリータイプであるため、他の住居が4人暮らし程度であると想定すると、我が家はそこまで使用頻度も高くないように思います。

わたくし「最近トイレのウォシュレット(*)、水漏れしてない?」
妻「そうなの、使わないから気づかないけど」
わ「使ってないの?」
妻「ほとんど使わない」
わ「いや、使うでしょ」
妻「使う意識がないから。実家にもなかったし。使わないねぇ」

これは驚いたのですが、女性はウォシュレット(*)を使わない人も少なくないようです。
特に外出先では、公衆トイレはもとよりデパートのトイレットであっても、衛生面から使用しない人も多いそうです。

わ「えっ、じゃあ僕しか使ってないのに壊れたのかしら」
妻「酷使してるんじゃないの?」
わ「いや、僕しか使わないんでしょ。ふつうの住宅が4人家族とかだとして、その使用頻度から考えても酷使とは言えないでしょ」
妻「だから、その上で壊れちゃったんだからあなたが酷使し過ぎたんじゃないの?」
わ「僕ひとりしか使ってないんでしょ? トータル回数で考えたら酷使ではないでしょ」
妻「だから、ひとりで使っているのに壊れたんなら酷使でしょ。酷使し過ぎなのよ」

ウォシュレット(*)だけに水掛け論が続きました。

わたくしのunkoの頻度から考えても、わたくしがウォシュレット(*)を酷使し過ぎたようです。納得はいきませんが、事実として壊れてしまったし、こればかりは反論できません。
「酷い使いっぷり」と書いて『酷使』。俺の尻だけを7年に亘って洗浄し、チカラ尽きたウォシュレット(*)。尻に温水はかかっても、わたくしからはかける言葉もございません。

それはさておき、修理を依頼しなければなりません。
LIXILのカスタマーセンターにフォームから修理依頼のメールを送ったその3時間後に異様に腰の低いおじさんがやってきて、「すいません、すいません」を連呼しつつ超高速で修理をしてくれました。ものすごいスピード感と二律背反な低姿勢ぶりには学ぶべき点が多い。

以下、ご参考までに箇条書きで情報をまとめておきます。

  • 事象 おしりボタン使用時に、操作パネル下部から水漏れする
  • 品番 LIXIL CW-K41/BW1
  • 対処 温水タンク交換(タンクの経年劣化によるため)
  • 修理代金 19,332円
  • 修理時間 6分

シャワートイレの温水タンクの部品自体が高価なようで、腰の低いおじさんは「部品代が高くて…すみませんすみません」と言っていました。確かにまあ、部品の感じとしてはそこまで高価なものには見えませんでしたが、修理技術とあと「超高速で異様に腰の低いおじさんを派遣する」という揺るがない事実に鑑みると、金額的には妥当なのかも解りません。

元気になったシャワートイレよ、これからもどしどし俺の尻を洗ってくれよな!(亀)

(*)ウォシュレット…『ウォシュレット』はTOTOが販売する温水洗浄便座の商品名ですが、「トイレットの便座から尻などに向けてお湯が出る機構」の意味にて、一般名詞として使用しております。律儀に注釈を入れるわたくしの偉さよ。

過去・現在・未来と、俺の尻だけを洗いつづける
過去・現在・未来と、俺の尻だけを洗いつづける

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