先日受診した人間ドック。胃のバリウム検査がなかなかハードでした。
わたくしにとっては3回目の人間ドックです。
前回・前々回に受けた胃のバリウム検査はおじさんやお兄さんが担当してくださいましたが、今回は若いギャルっぽい金髪の女性でした。ギャル医者あやっぺほど黒くはなかったですが、系統は同じです。
操作室に立つギャル医者あやっぺの背後には年配の方もいたので、新人のかたなのかも解りません。
わたくしはバリウム検査の機械にうつ伏せに寝たり仰向けに寝たりぐるぐる回ったり、ギャル医者あやっぺの指示に従います。
しかしあやっぺは、わたくしの寝姿が気に入らなかったようです。
あやっぺ「わたしの方を向いてください」
操作室のあやっぺが指示したとおり、わたくしはカラダを横にしあやっぺのいる操作室を向きました。
あやっぺ「向きすぎです」
アラッ? そうなの? そんなことある?
向きすぎないようにカラダをずらしました。
あやっぺの指示は止まりません。
あやっぺ「うつ伏せの状態から、腰の右側を上げてください」
難しい要求。わたくしは「腰の右側を上げる」の意味がよく解らず、とりあえずカラダが“へ”の字になるように腰を上げました。
あやっぺ「違います」
アラッ? 違うの? 違うのは解ったけど、これはどうすればいいのかな?
左半身を下にするようにカラダをずらしました。こうすれば右側の腰も上がるハズ……。無言のあやっぺ。これでいいのかな……? さっき一瞬でも“へ”の字にした腰が恥ずかしいな。
その後、前々回・前回を凌駕するほどの尋常ならざる角度で機械は傾き、脳天から床にずり落とされそうになるところを採血後のチカラの入らない左腕で必死に全身を支えたり、球体のついた棒がなかなかの強さ(軽打撲程度)でわたくしの胃部を押さえつけたりし、検査終了。いやーハードだった。ハードなギャル医者あやっぺだったな。
うん、ハードなギャル医者も悪くはなかったな……。