「本体価格」にやっつけられて尿が漏れそうになる

消費税がついに10%になりました。

消費税が導入されて30年あまり。
わたくしが幼いころ、最初に買い物をしたころはまだ消費税が導入されていなかったので「本体価格」「税込価格」の差などなかったのですが、わたくしより若い人たちは「消費税があって当たり前」の時代に暮らしていることとなります。つまりは「消費税エリート」。

以前、会社で忘年会か何かの規模の大きな飲み会を入社1年目か2年目くらいの若手が企画した際、参加者から徴収する金額を「本体価格」としてしまったことがありました。
「消費税エリート」の若手でさえ、このワナにハマっていてかわいそう。

わたくしは参加しなかった飲み会なのでただただ傍観していたのですが、若手社員はほうぼうに舌打ちされ、自分がそのシチュエーションに立たされていたらと思うと尿が漏れそうになります。
全員から集めたおカネを持ってレジに行くと、足りない……。参加者からもらい忘れがあったのかもしれない。とりあえずカードで払おう。後日よくよく調べたら、キレイに8%足りない。うわ〜、「本体価格」で集めちゃった〜〜!!

その時の血の気の引く感じを想像して書くだけで、手汗が止まりません。

10%になってしまった消費税。
このようなかなしみが発生した場合の差分がより広がるとともに、「10%だからこのようなかなしみの際にも計算はだけしやすくなる」というフォローを併記し、今宵は筆を置きます。

確実に景気は悪くなると思います
確実に景気は悪くなると思います

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