大量のヤンマガが丁寧に縛られている

これはもう完全に偏見なので異論はあると思いますが、ここはぼくのホームページなので自論を遺憾なく展開します。
ヤンマガとか読んでる人に神経質な人ってあまりいないと思うんです。すいません、これは矮小なわたくしの勝手なイメージなので、「そんなことないぜ!」という意見もあるかと思います。

「ヤンマガを読む人はガサツ」、そんな偏見を抱えて歩いているわたくしが、団地のゴミ置き場に大量のヤンマガだけをすずらんテープで丁寧に縛って置いてあったのを見かけ、めちゃくちゃウケてしまいました。

  • 団地
  • ゴミ置き場
  • 大量のヤンマガのみ
  • すずらんテープ
  • 丁寧に縛られている

これらの要素の集合体がわたくしの勝手な印象へのアンチテーゼとして奏功してしまい、5分ぐらい笑ってしまいました(ひとりなのに)。
大量のヤンマガが、しかもヤンマガだけが、結構ぎゅうぎゅうにすずらんテープで型崩れすることなく丁寧に縛られている。かなりの努力と労力が必要となるような縛られかた。何度もすみませんが、この結晶として存在しているのは、ヤンマガだけ。

この一件でヤンマガを読む人への印象が変わったかというとそうでもなく、むしろ逆で、こういう笑いのために「ガサツであってほしい」という願望になりました。

人はみな、信じたいことを信じ、そうであってほしいことはそうであるべき、そう思う生き物です。そのために事実を歪曲させるのは容易いこと。
現実と事実と真実はそれぞれ微妙に意味が異なり、わたくしはわたくしが見たい「ヤンマガを買うガサツな人」だけを現実から切り離しそれを見続けるのです。

深夜のコンビニでストロングゼロとごつ盛りとヤンマガをレジに持っていき、強めのタバコとファミチキを店員に注文し、ポケットから直接現金を出して会計する人だけを見て、「そう、これこれ!」と思い、わたくしは生きていく。

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