わたくしは理系ではないのでこの本のすべてを読解することはできませんでしたが(微分とか虚数とかって言われても…)、宇宙とか時間とか空間とかを論じている文章が好きなので頑張って読みました。
宇宙の始まりを論じるところが興味深いです。
宇宙の始まりはすべての物質がギュッとなっていて、それ以前には「時間が存在せず」、宇宙の膨張には斥力も関与していた、しかもものすごい短い時間でものすごい大きさに広がったとか、なんでこんなわくわくするのでしょうか。
本の細かいところはちょっと何が書かれているのか解りませんでしたが、よかったです。
思ったのは、わたしたち人類は球体である地球の表面で生活していますが、きっとこの宇宙も球体であるものの星々(確認できる範囲)はその表面にしかないんでしょうね。3次元球体の2次元曲面にのみ、観測できる宇宙は広がっているのだと思います。なんかそんな気がしました。
そんな気がしたのです…。