いっぽうで、「マスダ」さんにつけられる名字由来のあだ名は破壊力があるなとも思います。
「マスコミ」と呼ばれていた同級生。
「マス・コミュニケーション」略して「マスコミ」です。「マス」の音が共通しているだけなのに、「マス・コミュニケーション」すなわち「大衆伝達」となりました。
「マスタード」と呼ばれていた後輩。
「マス」の音が共通しているだけなのに、黄色いカラシ呼ばわり。ただ、「タード」の部分に若干のかっこよさもあります。
「マスマティックス」と呼ばれていた先生。
数学が英語になると「マスマティックス」でかっこいい。でもマスダ先生は科学の先生でした。科学と数学でなんか惜しい。数学が英語になって科学の先生とか、ややこしい。
「マス」の音で始まる英語は、その響きに壮大さがあると思います。その壮大さに、わたくしは破壊力を感じたのです。
「マスコミ」「マスタード」「マスマティックス」、どの呼ばれかたでもその音の壮大さに笑ってしまいます。
ほかにも「マスター」「マスト」「マスカレード」と、入れ食い状態。自分で書いておいて、「入れ食い状態」の意味はよく解りません。