いろいろな街に旅行するようになって気づいたのは、「JR(旧国鉄)の駅より少し離れた場所が(旧)中心市街地である」こと。
函館は函館駅よりも市電の五稜郭公園前駅周辺が栄えていますし、高松も高松駅よりも南の琴電瓦町駅に向かうあいだが栄えています。市街地として連続してしまっていますが、新潟や甲府もJR駅からすこし離れたところに百貨店があったりしますね。
東京ではJRの駅前に百貨店があることはふつうなので、「駅から離れたところが栄えている」ということは新鮮に感じました。ただ東京も、JR駅からちょっと離れた銀座や日本橋に百貨店が軒を連ねているので、あのあたりが「(旧)中心市街地」という意識で考えると、東京と地方に違いはないのかなとも思います。
そんな話を妻にしたところ、「ああ、しんなおもりとか?」と急に「新青森」を「ワンナップキノコ」的なネイティブの発音で言い始めて困惑。そこ、そういうふうになっちゃうの?
あと、この文脈だと新青森は該当しない。
結婚12年。妻に何かを試される日々はつづく。