おじさんなのにダッキーダックに入店する

新型コロナウイルスの感染拡大もだいぶ落ち着いてきて、バーとか居酒屋とかの夜間営業が通常どおりに戻るなかで困ってしまうのが「ランチ営業の終了」です。

夜にお店を開けられないから仕方なくランチ営業をしていたお店は、夜間営業の開始後にも利益率の低い(と思われる)ランチ営業を並行して継続する必然性はなく、経営判断のもとそれを終えます。それは正しい。
いっぽうで「ランチのローテーション」を組んでいるわたくしからするとただただ困惑。和洋中、お肉お魚、麺類米類とバランスよくなるように2週間サイクルくらいで組んでいたのに、これは問題です。

いつも美味しいパスタを食べていたお店もランチ営業が突然終了し、やはりパスタが食べたい(実家がラーメン屋さんだったのでパスタに異様な執着のある)わたくしは、『パスタ&ケーキ ダッキーダック』に入店しました。まずは安定のチェーン店から、ランチ開拓の再スタートを切らなければなりません。

ランチメニューをオーダーし、くっと水を飲み周囲を見渡します。
あれ、女性ばかりだな。店内、男性客が不在です。ドリンクバーに歩み寄るお客さんも、入店するお客さんも、退店するお客さんも、年齢層に差異あれども女性のみ

おじさんは、わたしだけ。

「王冠は私だけ」のオマージュです
「王冠は私だけ」のオマージュです

全員女性の中でランチサラダをもしゃもしゃたべる39歳男性1名。足も臭いかもしれない。何らかの法に抵触している蓋然性を否定できません。

気を取り直してランチスープを汲みにいきます。「汲みにいく」という言い回しが、もうおじさんです。
本日のランチスープは、「白湯(ぱいたん)」「トムヤムクン」のいずれか。

えっ、『パスタ&ケーキ ダッキーダック』なのに?

イタリアンなパスタとかわいいケーキがメインの『パスタ&ケーキ ダッキーダック』において異彩を放つ、「白湯(ぱいたん)」「トムヤムクン」のランチスープ。この店内のシチュエーションにおいてなぜ、東南アジア風のスープなのか。

わたくしが、ここにもいました。

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