11月のはじめは、東北地方を巡った。
具体的には、盛岡〜北上〜横手〜新庄〜にかほ〜酒田〜鶴岡。友人にクルマを運転してもらって助かりました。
事前に友人と打ち合わせをし、以下の目的を達成するための旅行であったが、これらを前提として偏った画像で振り返りたい。
- 盛岡/鶴岡のコーヒー有名店訪問
- TDK歴史みらい館の訪問
- 即身仏の見学
- 快速海里で日本海に落ちる夕陽を見ながらの食事
- 各地での食事
最近は、直球な「メガネクラブ」という単語でもいいと思っている。ヘキサゴンなめがねの巨大イミテーションもよい。
今回も、このスレッショルドでやらせてもらう。
ローカル線につき車内広告はほぼ壊滅状態だったが、そのなかでもがんばっていた広告。「あきらめない」にダブルミーニング。
あと、こういう広告のモデルさんてなんかドキドキする。
一般車をどこに停めるべきかを過剰に伝えている。透けて見えるイラ立ち。
新庄駅構内で、祭囃子を奏でるギャルドールたちが、ケースに収まっている。
大量に撮った写真から厳選したひとつとしてここに挙げている時点で、作り手と受け手の思惑が完全に一致した稀有な例だと思う。
ブバリアね。花ことばは「交流」ね。
わたくしの理解におけるこのフォーマットのインディーズ看板は、「ひったくりに気をつけよう」「自転車も一時停止」といった犯罪抑止/法令遵守の文言であったが、ここ新庄市においては「毎度どうも〜!! ゆっくりしてげ〜♪」。
新庄市は看板のレギュレーションがよく解らない。標識を設置する基準に満たなかったとかかな?
TDK歴史みらい館でクイズゲームをやってみたところ12問正解。「12問か、もっといけたかな〜」と思っていたら、「えっ! わっ! おめでとうございます!」と係の人が飛んできてふたりがかりで記念品を渡してくれました。
彼の大好物を取り上げられ代替に「寿司のアメ」を大量に突っ込まれた挙句、彼の同僚のものかそうでないか微妙なデザインのカチューシャをつけられている。「HUNNY」の文字がかなしい。
一見とくに何も大集合してはいないが、それは早合点であり、分子レベルでは当然に大集合している。ここに議論の余地はない。
また、「大集合」という言葉によってわれわれは「大集合」をイメージする。目に見える世界が認知と経験の結果であるならば、「大集合」という言葉によって個々の意識に「大集合」を想起させ成立させているため、つまりは「大集合」なのである。(これは、「神は存在するか」という思考実験に近しい)
だから、この草木でもさもさした一角を「ピコット銀座」と言い張ることに、何ら問題はないということになる。
鶴岡駅で「快速海里」に乗り込み窓の外を見ると、向かいのホームの待合室内にて数人のギャルがワールドをつくりあげていた。前述の「ケースに収まるギャルたち」が実写化されていた格好。
「ギャル集団が鶴岡から電車に乗ることあるの? それともあれはなんかそういう待機場所?」と驚き、真相を探るべくめちゃくちゃ凝視してしまいました。