昨年11月中旬には山陽・四国を回った。
具体的には、姫路〜福山〜松山〜高知〜高松〜徳島〜鳴門と、四国4県をターゲットとした。
基本的には県都を散策したり博物館に来訪したりといった過ごし方で、そのなかでもわたくしの琴線に触れた場面を画像で振り返りたい。
1979年に廃止された姫路モノレールの痕跡を肉眼で見られて満足。どうしても見ておきたかった。姫路といえば姫路城ではなく姫路モノレールだと思う。
手柄山中央公園のモノレール展示室は、思いのほか展示内容も充実していました。突然に試される運。
「のぞみは停まるけど降りたことないな」の街こと福山に宿をとり、駅周辺を散策したところ、まつおかが集まる一角があり興奮。漢字、アルファベット、カタカナと各種のまつおかが取り揃えられてあった。
瀬戸内海を渡り松山市を散策。「ほけんの窓口」みたいな「すまほの窓口」を目撃。説明が非常に難しいが、とにかく「ああ、これでいいんだ!」と全肯定の勇気をもらった。
当方、「ケースに入れられている」がツボなのかもしれません。
「歓迎しているのに自由を奪われ拘束されている」っておもしろい。
香川県の多度津駅には「四国鉄道発祥の地」のモニュメントがあった。
ただ、そのわりに周囲は閑散としておりジレンマを感じた。まじで想像を超えた閑散ぶりだった。
高知のアーケード型商店街で見かけた看板。
三次元である着ぐるみの写真を撮り看板に貼りけて二次元化する、「プロダクトの先祖返り」ともいうべき現象。着ぐるみを作るためにはイラストがあったと思われ、なぜそれを貼らなかったのか気になる。
高松市の中心街であることでん瓦町駅のビルが、我が足立区の中心をなす北千住駅にそっくりで、興奮して撮った一枚。
似てる!(亀)
栗林公園はまじでオススメの庭園なのだが、かつてここが動物園だったことをキリンが乗用車等で語り合っていた。
知らないドラッグストアチェーンも興奮する。これはドラッグストアザグザグ。
店内ではザグザグの歌も流れており、「もう1回ちゃんと聞きたい!」と乗る特急を1本遅らせてまで店内で粘っただが、ついぞ流れず。
そんなザグザグで購入した「みんなのグレープ シュワシュワソーダ」と「紅茶の楽園 ストレートティー」。既視感がすごい。おなじみのデザインだが、「それ」ではない。最高の購買体験。
徳島市内を散策する中で気になったのは「ミニッツパーク24h」というコインパーキングのキャラクターと思しき彼。至るところで見かけた。
片倉陽二先生の、『のんきくん』を思い出した。
片倉陽二先生の『のんきくん』、ずっこけるときのオノマトペが「どぴゅーっ」であることが著名ですね。
「警告」と言いながら駆けている彼であるが、ズボンの裾を踏んづけているので、それ自体が「警告」である。あぶないよ。
「用意されたカット、走っている姿の左右だけか」と思った矢先に、スケボーに乗ったりエンジンをふかしたりしている大量の初出カットを見つけて興奮。
それにしても思うところの多い看板。女性は彼ではないが、女性を挟む男性2名は彼のアイデンティティであるキャップをかぶっており、ナゾが深まる。さらにそれら悪質行為にダメ出しをしているのも彼。不良が更生して市議会議員とかになる、みたいな構図か。
徳島ではサンルートに宿泊。なんと東阿波ケーブルテレビを受信しており、「こまつしまナウ!」が視聴可能だった。こういう地域に根ざした体験がこのうえなき旅情だと思う。
温泉+大浴場+安定性=ドーミーインという方程式のもと基本的にはドーミーインに宿泊する旅だったが、ドーミーインではこういったケーブルテレビは受信されないので、またひとつ勉強になった。
徳島のサンルート、濁り湯の温泉(バスタオルを部屋から持っていかなくてOKのタイプ)+東阿波ケーブルテレビ+駅前につき高い利便性+そのうえお手頃価格という最高のホテルだったのでオススメです。