大河ドラマ / 2025(令和7)年1月15日(水)の備忘録

「大河ドラマ」って自分から言ってしまって、恥ずかしくないのだろうか。

NHKで日曜日夜に放送されている「大河ドラマ」。だいたいが歴史物の物語であり、出演者や脚本、映像、演出などに話題を集める。
わたくしは観ていませんが。

それを「ことしのNHK大河ドラマは…」とかって、宣伝しているのだ。
大河。おおきな川。往々にして文明の興る場所。人類の始まりの地。そこまで壮大な名称をみずから冠して、たいそうな自信である。

「いや、『大河』にはなにか別の意味があるかもしれない」と思い、検索してみた。

「大河ドラマ」の呼び方が始まったのは、第2作の「赤穂浪士」のとき。読売新聞が「赤穂浪士」放送開始を報じる記事内で、人の生涯・歴史を時代の流れとのかかわりでとらえようとする「大河小説」になぞらえて使いました。

由来は解ったし読売新聞が言い出したことも解ったが、NHKが自分からいってしまう自信のもちようの理由には、つながらなかった。
あと結局、「なにをもって『大河』とするのか?」は、イマイチピンとこず。これ、だいたいぜんぶのドラマが「大河ドラマ」に該当するのでは?

何らかの都合で大河ドラマのシリーズが終わるとき、「わたくしどもずっと『大河ドラマ』言ってましたけど、ま、本当の『大河』はテレビの前の『あなた』なんですけどね…」ってカジュアルに終わって台無しになったらおもしろい。

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