IT革命前夜 / 2025(令和7)年1月16日(木)の備忘録

システム開発の仕事をしているが、2025年になってもかなりアナログ。

本番環境と呼ばれる、実際の業務が動いているシステム区域に対し操作する権限が、開発者にはなかったりする。
そういった環境に対する操作が必要な場合、オペレーターと呼ばれる専門部隊に操作を任せるのだが、オペレーターはあくまで「オペレーター」であるため、作業手順書どおりに操作することしかできず、それ以外の操作は厳禁となっている。
オペレーターは作業者と確認者の2人体制で操作し、開発者側で書く作業手順書は「誰でも迷わずに操作できる」レベルの詳細なものとしなければならない。
こうすることで、機密情報の漏洩防止や権限や責任の分解を狙うのだ(と思う)。

「誰でも迷わずに操作できる」レベルの作業手順書どおりに、2人の大人が実施。かなりアナログであるが、作業の確実性は高い。
作業統括を通じて作業開始をオペレーターに依頼する。

作業統括から、「すみません。オペレーターさん、問題発生していないことを確認したのに勢いあまって『問題発生時のみ実施』の手順までやっちゃったみたいです。」の連絡。

「やっちゃった」の正しい使い方だなあ、と思う。やっちゃうよね〜。まだまだIT革命前夜。

※5年前に言及したIT革命前夜の記事↓

だいぶ長いことIT革命前夜

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です