サクラチル / 2025(令和7)年1月30日(木)の備忘録

武蔵野線の車内広告で見かけた進学塾の広告のコピーが「桜より先に、咲いてやろう。」だった。

「サクラサク」とは志望校合格の意味(メタファー)。
つまり爆速で合格を勝ち取らせるぜ、という意味だとは思うのだが、それに対して不合格の場合は「サクラチル」となる。

よく考えると、「桜散る」ということはその前に桜はいったん咲いているな。

いったん志望校に合格しているのに、そのうえでの不合格。それが本当の「サクラチル」。
大学を例に、なにがあったのかを考えてみたい。

  • 入学金未納(振込先を間違えた)
  • 経営破綻(自転車操業で債務超過)
  • ふつうに除籍(図書館前の噴水に全裸で突入した)

いずれも、桜は満開に咲いたあとできれいに散っている。

入学金未納や経営破綻といった経済的な理由が、まず考えつく。
振込先を間違えてしまったら入学生だけでなく親御さんも散ると思うし、自転車操業学院大学の学部が経営学部だけだったらかなりおもしろい。

「図書館前の噴水に全裸で突入し除籍」は、わたくしが通っていた大学の掲示板に、実際に貼られていた訓告の内容だ。あれこそ美しすぎる「サクラチル」。

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