爆心地(*)を手術してからひと月以上が経過し、お医者さまからは「もう通院しなくていいよ」と言われました。これはもう、完治といってよいのではないでしょうか。
術前の痛みと手術への期待、術後の尋常ならざる痛みと手術への後悔、すべてを乗り越え、いまは爆心地もすっきりさっぱりし、痛みもございません。因果関係は不明ですが、お腹の調子が比較的よく、術後からここまで下痢もない感じです。不思議。
いずれにしても、手術はうけてヨカッタなと思っています。以前は飛び出ていた爆心地の形状が一般的になったことで、日々の生活が本当にラクです。
ただし、手術の効果は20年しか持たないらしく、再発しないように気をつけること(トイレは2分程度で終えること)をお医者さまに言いつけられました。
お医者さまと看護婦さんのやりとりです。
医者「この手術は20年しかもたないから、再発しないように気をつけて。キミまだ若いんだから。ま、20年したらオレはもう死んでていないと思うけど」
看護婦「先生そんな…」
ふつうに笑ってしまいましたし、たぶんこれ、お医者さまと看護婦さんのテッパンのネタなんでしょうね。看護婦さんが早口すぎて、言いなれてる感じがしました。
医者「あと、う〜ん…、術前検査でやった大腸内視鏡検査でもちょっと気になるとこがあったんだよね。もし下痢とか続くようだったら、すぐに来るようにしてもらって」
そうなの…? それ、いま初めて聞いたよ。その言い方なんかこわいよ!
爆心地は「復興」し、この闘痔日記は伝説となりましたが、まさかの内視鏡検査の結果に「ちょっと気になることがある」。伏線を残しての終幕となってしまいました。
これはわたくしの人生なので、続編を作りやすくする必要はなかったのですが…。
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(*)爆心地…包み隠さずいうと、肛門のこと
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